工場の設備投資等に170億円 積水化学 工業化推進し魅力度アップ
住宅新報 2015年1月27日 号 17面

老朽化した九州工場は建て替えへ
積水化学工業・住宅カンパニーは、部品・商品の増加に伴う現場施工率上昇の引き下げなどを狙いに、九州工場の建て替えをはじめ全8生産工場の「魅力化推進計画」に、14年度から16年度にかけて取り組んでいる。国内8か所にある住宅生産工場の施工能力の底上げと標準化を図り、平均60%台に低下している工業生産化率を80%台前半に引き上げる。投資総額は約170億円。
具体的には、現場工事が増える傾向にある内装や水回りなどを中心に、工場の生産ラインに取り込む。ロボット等による自動化の拡充、工場生産化する工種用設備の導入など生産設備に約110億円を投入する。これに伴って、1棟目安となる130m2当たり100人工(人日/1人1日換算)となっている建築現場工数を70人工に縮減する計画だ。
関口俊一・住宅カンパニープレジデントは、「2人体制であれば、現場施工は35人工(人日)に短縮できる。当社が理想する現場施工20日間に限りなく近づけたい。現場施工に比べて、コスト面のメリットも高い」と説明する。これに加えて、職人不足への対応、現場での事故軽減などの効果も見込めるとしている。

















