点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ08「福岡」 規制緩和と「街を守る」民間協調 西日本鉄道取締役執行役員都市開発事業本部長清水信彦氏に聞く
住宅新報 2015年5月5日 号 5面
連載: 点検 不動産投資

清水信彦氏
「地方創生」シリーズ8回目は、西日本鉄道取締役執行役員都市開発事業本部長の清水信彦氏へのインタビュー後半。「地元のやる気」が福岡の経済発展につながっていると語る同氏に、福岡の中心地の再開発の動向やインバウンド需要などについて話を聞いた。
――中心市街地で一斉にビルの建て替えが行われるのは全国でも珍しいケースです。
清水氏 一斉に建て替え計画が進んでいる背景には、天神の中心部に立地しているビルのほとんどが建て替え時期を迎えており、今の時代のビジネスニーズ、例えばBCPやIT化、グローバル企業のニーズなどに応えきれなくなってきていることが挙げられる。また73年(昭和48年)に全国一律規制で都心の容積率が上限800%に規制されたのに対し、天神の中心部は1000%以上の容積率の建物がほとんどで既存不適格の状態にある。また福岡空港が中心部近くにあるため、高さが制限(天神地区で最高67メートル)されているという事情もあった。























