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スタンダード会員限定住環境研調べ 負担感増す〝時差家族〟に 衣寝分離、太陽光発電を

住宅新報 2015年6月9日 号 11面

住まい・くらし

 夜勤・交代制勤務や不定休の家族がいるために家族間で生活時間が揃わない家族を「時差家族」と位置付けて、その住まいと暮らしの満足度調査を積水化学工業・住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所がまとめた。厚生労働省の平成19年度労働者健康状況調査によると、夜勤・交代制勤務者は全労働者の約25%を占めた。24時間サービスの提供や夫婦共働き率の高まりが背景にあり、今後も増加が予想されると指摘。「時差家族」と「時差なし家族」の満足度を比較することで、家族間の時差が暮らしに及ぼす影響と負担軽減のための住まいのポイントを探った。

 それによると、家族の生活に生じる時間差に負担を感じるのは、「家族に夜勤あり」が52%、「休日が揃わない」が35%で、特に女性が高い負担を感じる傾向が見られた。また時差がない家族と比べると、時差のある家族は住まいに関する13項目中10項目で満足度が低いことが分かった。中でも「就寝環境」「家事分担」「経済性(光熱費など)」は満足度が低く、その差が大きかったという。

 同研究所では、これらの負担軽減が時差家族の住まいの重要なポイントになるとみて、就寝環境を衣寝分離にする、太陽光発電を設置して経済性負担を軽減するといった改善策が有効と提案している。

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