大地震に備え一斉に防災訓練 三井不ビルの空室フロアで テナント参加 エレベーター救助など
住宅新報 2015年9月8日 号 4面
大地震が発生したとき、実際に働いているビルのエレベーターなどの設備はどうなるのか。オフィスビルの空室フロアを使って、勤務者にエレベーター閉じ込め時の救助などを体験してもらう防災訓練がこのほど、東京都港区の西麻布三井ビルで行われた。テナント企業の関係者を対象に実施したもので、2日間で4回、合計40人が参加した。
災害発生直後のエレベーター、防災扉、室内火災により煙霧が充満する状況などをビル内の3フロアに用意。係員による防災設備やエレベーター管制内容の説明の後、代表者が東日本大震災の仙台市での揺れ(震度7)を再現する機器で体験。その後は全員でエレベーターの地震管制、火災管制、停電管制による停止を体験し、閉じ込めからの救助も実施。また火災時の煙の中で避難する煙体験、防火扉が作動した状態と充満した煙を除く排煙機の作動確認など、オフィスにある設備が作動するとどうなるか、どう対応するべきかが分かる内容だった。
三井不動産ではビルの安全・安心の取り組みなどを知らせる防災ガイドブックを作成、配布しているが、「防災訓練での体験を、各職場に持ち帰って広めてほしい」と参加者に呼びかけていた。

























