増える資格者、政策も後押し インスペクション 今期受験の締め切り迫る
住宅新報 2015年9月29日 号 11面
15年度公認ホームインスペクター資格試験が、11月8日に全国7都市で実施される。申し込み期間が10月15日まで延長された。
13年の「既存住宅インスペクション・ガイドライン」の策定を皮切りに、国土交通省は近年、インスペクション(住宅診断・検査)の普及に本腰を入れている。今年度以降は、インスペクションの実施を中古住宅取引の慣行として定着させる方策に取り組む。更に中期的目標として、インスペクションの実施の有無を重要事項説明の項目に追加することや、中古住宅専用の標準売買契約書を整備し、売主からの告知事項を買主がインスペクションで確認できるようにすることも掲げている。また事業者の目線では、インスペクションに伴う「ビッグデータ」システムの構築も進める。インスペクションを契機として得られる、住宅の概要やリフォーム履歴といった情報をシステムに蓄積し、それを不動産事業者やリフォーム事業者などの関連事業者が共有し、それぞれのビジネスに活用する仕組みだ。
一連の政策を追い風に、インスペクションの担い手育成の機運も高まっている。

















