田畑価格、米価下げ響く 不動研調査 賃借料は8%下落
住宅新報 2015年11月3日 号 4面
日本不動産研究所はこのほど、今年3月末現在で調査した全国の田畑価格と賃借料と、山林素地と山元立木価格の結果を公表した。
ます田畑価格と賃借料は、担い手の高齢化が進む中で2年連続の米価の大幅下落があったことで、田畑の下落傾向が拡大し、田の賃借料は大きく下げた。全国平均の普通品等10アール当たりの価格は、田が76万2323円(前年比4.2%下落)、畑が45万820円(同2.4%下落)となった。下落幅は前年と比べ田で1.4ポイント、畑で0.7ポイントそれぞれ拡大した。田は23年連続、畑は24年連続の下落。下落理由をアンケート結果からみると、「米価の下落」が31%で、前年(17%)の倍近くまで増えて断トツとなった。
10アール当たりの賃借料は、田が9565円(前年比8.3%下落)、畑が5297円(同3.4%下落)とそれぞれ低下。下落幅は前年と比べ田が5.0ポイント、畑で2.0ポイントとそれぞれ大きく拡大。田の賃借料は大正10(1921)年の調査開始以来。最大の下落となった。























