都心ビルの成約賃料 2期連続の大幅増 三幸・ニッセイ基礎研調べ
住宅新報 2015年11月10日 号 3面
三幸エステートとニッセイ基礎研究所はこのほど、成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」(15年第3四半期)をまとめた。東京都心のAクラスビルの賃料(坪単価)は3万5652円(前期比2260円増)で、2期連続の大幅上昇となった。前期比でのプラスは5期連続だが、直近2期での上昇ペースの加速が目立つ。賃料が3万5000円を上回るのは、リーマンショック後初めてという。
空室率は4.0%で、再び4%台に改善した。国内企業を中心とする拡張ニーズの伸びに加えて、今期は新規供給がなかったことも影響した。市況回復を受けて新築ビルを中心にテナント誘致に時間をかけてでも募集条件を維持する動きが広がり、結果として空室床の解消に時間がかかる傾向。拡大傾向にある需要が顕在化しにくくなることで、空室率低下のペースが抑制される可能性もあるという。
また、東京都心のBクラスビルの賃料は1万8471円(前期比342円増)だった。上昇には転じたものの、依然として緩やかなペースでの上昇が続いている。























