2×4協 木造6階建て検証へ つくば・建築研で着工
住宅新報 2015年11月17日 号 17面
日本ツーバイフォー建築協会(会長・市川俊英三井ホーム社長)は国内初の木造6階建ての実大実験棟を、共同研究に取り組む建築研究所(茨城県つくば市)内で着工した。同協会内の6階建て実験棟建設委員会が基本設計を担当、西武建設が施工。16年3月下旬完成予定。同協会によると、ツーバイフォー工法は既に木造4階建ての実績があるが、6階建ての建築には、1~2階部分でより高い構造強度や耐火性能を有し、高層化に伴いより高い耐風圧、水密性、耐震性能を有することを要件として挙げている。
建築面積約39m2、延べ床面積約201m2となる実験棟を通じて、(1)高強度耐力壁と2時間耐火構造の開発・検証、(2)CLT(直交集成板)を含む複数のパネル工法などによる床構法の適用・検証、(3)高層化による建物荷重や積載荷重による沈み込みに対処する設計手法の開発・施工、(4)その他各部位部材の性能検証などに取り組む。
また、実験棟を積極的に公開し、幅広く高層建築物の木造化について普及啓発を促す。同時に、中低層のツーバイフォー建築物において従来よりも大開口、大空間を確保できる設計にも適用し、幅広い活用を目指していく考えだ。16年4月以降に予定する現地見学会は、決まり次第、協会ウェブサイトに日程を掲載する。
















