2月に発表された15年国勢調査で、日本の人口が初めて減少した。前回調査時(10年)と比べ、約95万人の減。区市町村の中で最も人口が多い東京・世田谷区の人口約88万人を上回る減少数だ。現代に生きる我々は日本人として初めて人口減少社会を経験していくことになる。
これから生まれてくる子供は、人口減少社会しか知らずに生きるだろう。人口増加社会と減少社会、どちらが幸せなのかは分からない。しかし、これからは少子高齢化も同時に進む。決して楽観視はできない。これから生まれてくる子供たちのために、人口減少下でも豊かに暮らせる社会をつくっていくことが政治の役割になる。そして、不動産業界の果たす役割も大きい。
「地域密着型展開を極めると、不動産業の未来が見えてきた」と題したHEAD研究会主催のシンポジウムが2月29日、都内で開かれた。この日の会合は同研究会の事業部門の一つである不動産マネジメント部門が企画した。日本各地で地域貢献を主眼として不動産業を営む経営者らが登壇し、そのユニークな取り組みを紹介した。


















