Bクラスビル好調 値ごろ感で需要増 三幸・ニッセイ調べ
住宅新報 2016年5月17日 号 3面
三幸エステートとニッセイ基礎研究所はこのほど、共同開発した成約賃料に基づく指標「都心のオフィスレントインデックス16年第1四半期」を発表した。Aクラスビルと比べて値ごろ感のあるBクラスビルに対する需要が高まっていることが分かった。
16年第1四半期のAクラスビル賃料(坪単価、共益費除く)は前期の大幅下落から再び上昇に転じ、3万3995円(前期比3.4%増)となった。ただ、値上がり幅は縮小しており、賃料上昇ペースは緩やかになる可能性があるという。近年、上昇基調が続いているが、3万円台前半から半ばに達し、割高感も漂い始めている模様。貸し手優位の市場環境は当面続くと見られるが、今後も小幅な値動きが続くようであれば、賃料上昇はピークアウトに向かう可能性もあるという。
空室率は横ばいだった。割高感が強まっていることで、相対的に賃料水準が高いビルではテナント誘致に時間がかかる傾向が見られる。同社では、13年以降続いている空室率の低下傾向が横ばいに向かう可能性もあるとしている。























