期待利回り最低水準更新 不動研・投資家調査 東京Aオフィスなど
住宅新報 2016年6月7日 号 4面
日本不動産研究所の不動産投資家調査(16年4月現在)によると、投資家のAクラスビル(オフィス)の期待利回りは東京「丸の内、大手町」で3.7%となり、調査開始(99年4月)以来最も低い水準を記録した。これまでの最低水準はファンドバブル期(07年10月)と前回調査(15年10月)の3.8%だった。
日銀の量的緩和などを背景に旺盛な投資需要が影響し、今後も期待利回りの低下傾向が続くと見ている。ただ、東京の赤坂、六本木、港南、渋谷、池袋(各4.2~4.7%)や横浜(5.4%)、大阪<梅田>(5.0%)では下げ止まりが見られ、下げ一辺倒の動きに変化が表れた。
賃貸住宅一棟(ワンルームタイプ)の期待利回りは、東京「城南地区」が過去最低となった前回と同じ4.7%となり、下げ止まった。従来の最低水準は08年4月の5.0%。一方、東京「城東地区」は4.9%と前回より0.1ポイント低下。札幌(6.0%)から福岡(5.7%)までの主な政令指定都市も前回に引き続き0.1~0.2ポイント低下した。
























