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スタンダード会員限定2×4建築でCLT実証 三井ホーム埼玉・加須空間倉庫も完成

住宅新報 2016年6月21日 号 20面

住まい・くらし
「コネックトラス」を用いた大規模木造倉庫(埼玉県の三井ホーム加須工場)

「コネックトラス」を用いた大規模木造倉庫(埼玉県の三井ホーム加須工場)

 三井ホームグループの三井ホームコンポーネントはツーバイフォー工法により、林野庁の実証補助事業として取り組むCLTを用いた事務所棟と、木造大空間を可能とする独自の「コネックトラス」を用いた大規模木造倉庫=写真=を同社加須工場(埼玉県)内にこのほど完成させた。

 2階建て、延べ床面積251m2の事務所棟は、ツーバイフォー工法に国産材のCLTを組み合わせた国内初の試み。構造材、内外装材など幅広い用途での活用が期待されているCLTを棟の床、外壁、天井に採用し、その性能を実証するのが目的。スギ材による厚さ90ミリのCLTパネルを、衝撃音対策、断熱兼仕上げ・下地用途として活用。必要な部位に液体ガラス塗装も施すなど、実用性を含め各性能の測定実証、施工合理化の可能性などの検証を続けていく。これまでに作業を踏まえて、建方作業性が高さからくる工期短縮、木造の現し技術の向上などへの期待が大きいとしている。

 また、建物高さ10.18メートル、軒高7.2メートル、延べ床面積995m2となる倉庫は、天井高がフルに使えるツーバイフォー工法のメリットを生かした。一般的な倉庫形状(方杖付)より収蔵量が10%アップでき、重量が軽く、基礎が小さく、杭工事がないなど施工コストが低く抑えられ、工期短縮などが可能という。

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