1.5倍の強度に 耐震リフォームに投入 東急ホームズ
住宅新報 2016年8月16日 号 10面
東急ホームズ(東京都渋谷区、細田正典社長)は耐震リフォーム商品に、耐震基準の1.5倍の耐震強度を確保する新商品「スーパー耐震システム」を新たにラインアップした。顧客ニーズに応えられる次世代技術の発掘に取り組む東京都市大学、東急不動産次世代技術センターとの産学連携の共同研究で得られた、耐震構造に関する成果を商品化に反映したという。
具体的には標準工事に、(1)有筋基礎と柱を結合する耐震金物(ホールダウン金物)で補強、(2)筋交いの補強に加え合板などにより壁を補強、(3)制震ダンパーの設置を取り入れる内容。費用の目安は、広さ30坪の場合の標準仕様工事約890万円に、スーパー耐震システム約60万円(坪当たり約2万円)の追加負担(いずれも税別)となる。
現在、検証が進められている熊本地震を踏まえて、木質建築構造を専門とする東京都市大学の大橋好光教授は、「00年以後に建てられた住宅にも倒壊が見られた。震度7の地震が続けて二度も発生する想定はされておらず、そのような地震に備えるには現行の耐震基準以上の強度が必要」と指摘しているという。

















