中部初、豊田市市有地売却で 戸建て間の電力融通 大和ハウスグループ
住宅新報 2016年8月23日 号 10面

自然エネルギーも活用するセキュレア豊田柿本
大和ハウス工業豊田支店(鈴木博巳支店長)はこのほど、愛知県豊田市柿本町で開発している戸建て分譲地「セキュレア豊田柿本」のまちびらきを行うと共に、エネルギー自給型モデルハウスの一般公開を始めた。「環境モデル都市」の認定を受けている豊田市の「市有地売却に係るプロポーザル」で選定された同社が、CO2排出量削減とエネルギーのピークシフト、ピークカットを実現できるスマートタウンを目指し、15年8月に開発に着手。大規模なシステムに頼らず、ランニングコストが不要の「街区単位で戸建て住宅間の『電力の融通』を中部エリアで初めて導入した」(同社)スマートタウンとして、今年3月に販売を開始している。
全戸に太陽電池と家庭用リチウムイオン蓄電池を組み合わせたハイブリッドシステムを導入し、停電時も電力を安定供給できる。また特定の住戸とスマ・エコステーションを一つの電力融通街区として、電力会社から受電を行う電力小売り事業者である大和エネルギーを通じて同街区に電力を供給する。街区内で発電する電力や蓄電池の電力との融通も可能とし、余剰電力は大和エネルギーが買い取り、電力会社に売電する。
街全体のエネルギーの見える化システムや、調整池の上部に太陽光発電システムも導入し、ネット・ゼロ・エネルギー・タウンを目指す。

















