価値創造の源泉 建築と不動産の間 高橋寿太郎 (7)ローンやファイナンスの知識を 始点に立ち価値観を伝播
住宅新報 2016年10月4日 号 22面
不動産の日常業務では、経済性を基にした考え方や判断軸が主流であり、取引作業や法律上の手続きがほとんどで、デザインの話は別次元のもの、または付加的な要素に過ぎないと考えられることも多いです。しかしそうではなく、デザインは論理的なものであり、物事の枠組みや関係性を考えることと前回説明しました。またコミュニケーションであり、相手の心に触れる方法のひとつ、とも言いました
そう考えると、論理的に物事の枠組みから常に思考している方は、不動産業界にはもちろんたくさんいます。特にお客様の不動産探しは、常に一人一人に個別の考え方が求められます。唯一の正解がない中で、論理と感性をフル回転してお客様と向き合っています。
そして建築デザインに特化した、魅力的な建築家や設計事務所に依頼して、自分たちだけの生活空間をデザインしたいお客様にとっては、私達不動産会社は、そのデザインプロセスのスタートラインで仕事をしている、そう捉えることもできます。


















