住友林業 〝木質ビル〟国分寺で着工 鉄骨内蔵の耐火集成材採用
住宅新報 2016年10月11日 号 10面

耐火建築物の木質ビル (株)スタジオ・クハラ・ヤギ画像提供
住友林業は鉄骨造を木で耐火被覆した7階建て、延べ床面積602.11m2の耐火建築物の木質ビル(写真)を東京・国分寺市内で10月3日、着工した。1~3階は2時間耐火構造、4階~7階は1時間耐火で大臣認定(日本集成材工業協同組合)を取得している鉄骨内蔵型耐火集成材を採用する。同案件は、国土交通省が推進するサステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択されている。
同物件は、アロマ製品を輸入販売するフレーバーライフ社(興津秀憲社長)から本社ビルの施工を受注したもの。木材調達から耐火性能確認試験まで一貫して手掛ける低コストの提案で受注し、総工事費は約4億円を計画している。17年7月末に完成する予定だ。
国産材を活用した都市部の木造化が広がりを見せる中、住友林業では木化営業部を中心に、中大規模建築物の木造化・木質化を推進している。現状、年間40億円の受注高を19年3月期に100億円に拡大することを目指している。引き続き木材の耐火技術を活用し、狭小地を含めて都市部で耐火性能のある木造・木質の事務所ビルやテナントビルなど、中高層建築の新たなマーケットの開拓を目指していくとしている。

















