リノベーション新時代 彩る暮らしの価値(下) 〝大人のリノベ〟に挑戦 「秘めた思い」引き出す提案を
住宅新報 2016年10月18日 号 1面
リノベーションのすそ野拡大のためには、年配層への訴求は重要になってくる。現在のところリノベーション事業の主力ターゲットは20~40代の一次取得者層だが、今後の高齢社会を考えると50代以上を取り込むことが更なる拡大につながることは当然だ。
ただ、50代以上に照準を合わせたリノベーションは、なかなか見られない。なぜ、50代以上に対するリノベーション提案が難しいのか。それは、「差し迫った必要性がない」からだ。
一次取得者層の場合、結婚や子供ができたというライフステージの変化により、住宅取得の機会が訪れる。その際、中古物件を購入してリノベーションする、もしくはリノベーション済み住宅を選ぶといった選択も出てくる。その点、「子どもの独立」などといった変化はあるものの、だからといって住環境やコミュニティを変化させてまでリノベーションする、リノベーション住宅に移り住むといった年配層はまだまだ少ない状況だ。


















