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スタンダード会員限定17年市場予測 賃料底堅く「熱い凪」状態か 不動研・吉野氏 資産価格も上昇基調

住宅新報 2016年12月20日 号 4面

マンション・開発・経営

 日本不動産研究所はこのほど、「2017年の日本経済と不動産市場」をテーマとした定例講演会を開いた。その中で、同研究所の不動産エコノミスト・吉野薫氏は「17年の不動産市場」と題した研究報告を行った。

 まず、1年前に「16年の不動産市場の見通し」として示したメーンシナリオをふり返った。「利回りは〝踊り場〟的な状況に差し掛かる」「概して賃料は緩やかな上昇を続ける」「そのため、資産価格も緩慢な上昇基調が続く」というもの。ほぼそのシナリオ通りに推移したようだが、「期待利回りは確かに下がったが、一部で下げ渋りの動きが現在化する一方、リートに物件が集まる構造が持続して投資主体の多様化は進まなかった」――と指摘した。

 16年は、金融政策の調整、熊本地震、英国のEU離脱決議、米国大統領選・トランプ氏の当選など「思いがけないことがたくさんあった」とした上で、不動産の実需の動向、不動産デッドファイナンスの動向、不動産エクイティファイナンスの動向に分けて解説して市場を占った。

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