「スムストック」報告会 専用瑕疵保険を導入へ 住宅保証機構と共同開発
住宅新報 2017年2月28日 号 10面

今後の展開を語る和田会長
優良ストック住宅推進協議会(会長・和田勇積水ハウス代表取締役会長兼CEO)は2月20日、東京都内で報告会「スムストックレポート2017」を開いた。当日は、同協議会が運用する中古戸建て住宅「スムストック」ブランド専用の瑕疵保険を住宅保証機構と共同開発し、今春から導入することなどが発表された。
同協議会は、住宅メーカー10社が協力し過去に供給した中古戸建て住宅の流通促進に取り組んでいる組織。設立9年目となる今回、和田会長はあいさつで「16年度の成約数は前年比10%増の1600棟の見込みで、累計も約6000棟と着実に拡大している。今後も、年間成約数1万棟を目標として努力していきたい」と実績や意気込みを語った。また今後の競争力強化や顧客サービス向上のため、住宅保証機構とスムストック専用の瑕疵保険を共同開発したことを発表。会員各社が保険料などを負担して保証と安心感を提供し、消費者が中古住宅に対して抱く不安感を取り除いて更なる普及を目指す。2月から3月にかけて研修を行い、準備が整った会社から順次導入を開始するという。
続いて新築・リフォーム・流通各部門でのスムストック活用や普及へ向けた取り組みの活動事例発表が行われた。住友林業三重支店長の黒澤洋平氏は、同協議会加盟各社と協力して総合住宅展示場でスムストックをPRし、認知度の向上だけでなく地元ビルダーらとの差別化を図って販売促進にもつなげた事例を発表。大和ハウスリフォーム顧問の臼谷紀久雄氏は、グループ内での役割分担や連携強化を進め、インスペクションを核に住宅ストックの性能を重視することで事業への信頼を築いていると報告した。パナホーム不動産近畿売買仲介センター所長の實成昌浩氏は、同協議会の関西エリア地域交流会で昨年11月にオーナー向けイベントを実施し、スムストックのブランド訴求や認知度向上に取り組んだ事例を語った。

















