IR推進法(カジノ法) そのもたらす影響は (下) 経済効果に期待も
住宅新報 2017年3月7日 号 1面

多くのファンで賑わう競馬場だが、この中にも依存症で苦しむ人が(千葉・中山競馬場)
IR推進法を進めている国会議員などに聞くとよく出てくる言葉は、「カジノに拒否感というが、既に競馬や競輪などギャンブルは日本の至る所でやっている。なぜ、カジノがいけないのか」というものだ。答えは簡単。競馬や競輪、競艇、オートレースは公営で、それぞれ施行するための法律がある。競馬法、自転車競技法、モーターボート競走法など。それにより、刑法35条の「法令または正当な業務による行為は、罰しない」に該当。賭博罪とはならない。
依存症の温床
微妙なのはパチンコだ。スロットなどを含むパチンコでもひとたび当たりに入り、出玉が続けば何十万円という配当を得られる。パチンコは風俗営業法に規定され、出玉を現金に交換することは禁止だ。ただし、景品にいったん交換し、その景品を金銭に換えるという、いわゆる三店方式をとることで法律違反を逃れている。こうした特別扱いが弊害を生み、全国で1万店以上あるこの遊技により、日本におけるギャンブル依存症のほとんどが発生しているといわれる。
























