明日育つ芽 (16) 「見えない声」 「形」にする技量研け
住宅新報 2017年4月4日 号 11面
連載: あした育つ芽
今年は戦後72年。うかうかしていると、「100年(一世紀)」があっという間に経ってしまう。戦後、日本社会は大きく変わったが、もしその中に日本にとってよからぬ流れもあり、そのことに日本人の多くが気付いていないとしたら……。あと3年でその一世紀の4分の3に達する。その後は〝慣性の法則〟が働くように、後戻りが利かなくなる恐れもある。
迫る〝危機〟
戦後一貫して流れるいくつかの水脈は、毒か滋養かの見極めが難しい。しかし、そこに根を差し、葉の色、茎の太さに気を寄せながら、日本再生の芽を育てていくしかない。財政と社会保障制度の破たんという国家の危機が、そこまで迫っているのだから。

















