東急不 「世田谷中町」シニア住宅が竣工 認知症の予防とケアも
住宅新報 2017年5月9日 号 4面

施設で開かれた報道向けセミナーの風景
東急不動産が東京都世田谷区中町5丁目で開発してきた分譲マンション(252戸)とシニア住宅(251戸)で構成する「世田谷中町プロジェクト」のうち、シニア住宅「グランクレール世田谷中町」がこのほど竣工した。健常な高齢者を対象にしたシニアレジデンス(176戸)と、要介護者や認知症に対応したケアレジデンス(75戸)の2タイプを用意。シニアレジデンスは7月、ケアレジデンスは9月に開業する予定。
プロジェクトは「子育て期から高齢期までの多世代が暮らす『世代循環型』の街づくり」がコンセプト。シニアレジデンスは、超高齢社会の大きな課題である「認知症」の予防とケア、両方のサポートを充実させるプログラムの構築を目指した。我が国の医療・看護の草分け的存在である順天堂大学との包括的連携、日本で初めて英国スターリング大学認知症サービス開発センターと業務提携を行い、「認知症の人にやさしいデザイン」を取り入れる。
認知症にやさしいデザインとは、住んでいる人をより満足・自立させるもので、「転倒の危険性や、ストレス、興奮、混乱、不穏、見識障害など、本人が不安や混乱する状態を減らすもの」という。順天堂大とはこれまで「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」の予防プログラムの導入など、健康寿命を延ばす取り組みを行っている。
























