旭化成H 主力商品の新モデル 箱型デザインを改良
住宅新報 2017年6月6日 号 10面
「へーベルハウス キュービック」は82年に発売され、シンプルな立方体をベースとした箱型デザインが特徴的なモデル。現在も同社が販売する2階建て戸建て住宅のうち、6割以上を占める主力商品だ。今回はそのデザインコンセプトを引き継ぎながら、屋根の頂点を偏らせた「偏芯寄棟屋根システム」を搭載し、アシンメトリック(非対称)な外観デザインとなっている。
屋根裏の有効活用
同システムの効果の一つは、利用可能な室内空間の拡大だ。通常の屋根の形の場合、屋根裏スペースの端に近い部分は十分な高さがとれず、室内空間としての利活用が難しい。そこで屋根の勾配と頂点の位置に偏りをつくることで、急勾配の側については利用できない高さの〝隙間〟部分を減らし、空間の容積を増やしたロフトスペースの「ルーミーロフト」を設けた。また勾配の緩やかな側では、吹き抜け状に天井高を拡大した「ロフティルーフ」で、限られた敷地の中でも開放感のある空間を演出している。


















