積水ハ 帰還住民の生活再建目指す 来春開院医療センターを着工 福島県双葉郡富岡町
住宅新報 2017年6月13日 号 10面
同センターは富岡町をはじめ、近隣地域で避難指示の対象となっていた楢葉町や浪江町、川内村なども対象エリアとした二次救急医療機関で、同原発から約12キロメートルの地点に建設される。
整備事業の背景として、以前は双葉郡に4施設あった二次救急医療機関が、震災後すべて休止しているという事情がある。そのため現状では、富岡町の住民が故郷に帰還したとしても、救急医療の必要な患者には速やかに対応できない。実際に、同地域で工事関係車両などの交通事故が発生した際、離れたいわき市や南相馬市まで搬送せざるを得ず、重篤化や生命の危機に陥ったケースもある。
そこで、同郡地域で「住民が安心して帰還し生活できる」「復興事業従事者が安心して働ける」「企業等が安心して進出できる」といった医療体制を整えるため、県が同センターの整備事業を計画。16年にも同郡楢葉町で、「ふたば復興診療所」の建設に携わった同社が設計・施工を担当する。

















