紙上ブログ 不動産屋の独り言 411 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ある生活保護受給者の対応(2) 修繕後1週間、次は雨戸も
住宅新報 2017年7月18日 号 7面
前の記事で書いた東京郊外のアパートに入居した生活保護を受けている年配女性の話。指摘された箇所はリフォーム業者に行ってもらい修理等を完了したのだが、1週間ほどして再び電話があった。「東側の大きな窓の雨戸の鍵が固くて、私の指では操作ができないから直してほしい」とのこと。私が「では、お隣の家主さんに見てもらいますね」と言うと、「え、家主さんに言うの」と何だか嫌そうな雰囲気。家主から「うるさい入居者だ」と思われたくはないのだろう。
家主は苦手
管理会社からすれば、雨戸は鍵が掛からなくても特に問題はない。ましてや壊れているわけでなく固いだけだ。私が「雨戸なら鍵は掛けなくてもいいんじゃないですか」と言うと、「たまに姉の家に行ったりするときに雨戸の鍵が掛からないと不用心でしょう」との言葉。内側のサッシには鍵が掛かるのだし防犯上も問題はないと思うのだが、それでは納得しそうもない。見てもらいたいが、家主には言わないでくれ、ということだし、もし「これ以上は直せない」と言ったら、また「私は家賃を払っている」と言い出すだろう。























