紙上ブログ 不動産屋の独り言 412 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ある生活保護受給者の対応(3) 真夜中の電話、限度超える
住宅新報 2017年7月25日 号 7面
真夜中の午前2時25分、前回紹介した年配女性から私の携帯に電話が入った。「上の人がこんな時間に洗濯機をまわしていて、わめき声をあげている。何とかしてください」というクレーム。何とかしろ、といってもその時間である。もし上の住人に電話して全くの誤解であったら大変なことになる。そもそも上の住人は夜中に洗濯機をまわしたり、大声でわめいたりするような非常識な人ではない。以前に紙面で書いた入居者とは対極にあるような誠実な人である。
「騒音」訴えて
それで、「明日の朝になったら連絡してご報告します」と言ったが、女性は「私にそれまで寝ないで起きていろと言うのですか。じゃあ隣の大家さんをたたき起こしますよ」と迫る。「それはやめてください」と言ったら、今度は「警察を呼びます」という。それ以上話していても埒(らち)が明かないので一方的に電話を切ったが、私ももう朝までずっと寝られなかった。























