躯体補強で価値再構築 ミサワ 建物寿命を50年延伸
住宅新報 2017年11月28日 号 14面

既存の壁を一部撤去し、中に補強を施してから再度壁を設置することで耐震強度を向上
ミサワホームはこのほど、東京都千代田区で「(仮称)富士見2丁目ビルリファイニング工事」の解体現場見学会を開いた。同社が青木茂建築工房(東京都渋谷区、青木茂代表)と業務提携して取り組んでいる「リファイニング建築」として、首都圏では2例目のケースとなる。
「リファイニング建築」は、主に築年数が古く現行の耐震規準が制定される以前に建設された建物を対象に、軽量化や補強などの工事を施して、弱体化した構造躯体の耐震性能を向上させて長寿命化を図るという手法。またデザインの変更や設備の一新、増減築による用途変更などにより、不動産価値を再構築することも狙いの一つだ。
今回の事例では、鉄筋コンクリート造り、地上4階建てで専門学校として利用されていた築36年の建物をリファイニング。エレベーターの新設なども行い、16住戸の賃貸共同住宅として生まれ変わらせる計画だ。新規建物の敷地面積は467.07m2で、延べ床面積は891.29m2。ミサワが事業主となり、青木茂建築工房が設計・監理を担当する。竣工は18年2月の予定。
















