鑑定士協連レター シンガポールの不動産(その2) 楽観(売買)と悲観(賃貸)が交錯
住宅新報 2017年12月26日 号 8面
連載: 不動産鑑定士レター

マンション価格指数・賃料指数(10年10月=100)(資料)日本不動産研究所「国際不動産価格指数」
08年の金融危機からの住宅市場回復過程において、急激な住宅価格の高騰に直面したシンガポール政府は、09年以降累次にわたって住宅価格の抑制策を展開してきた。
特に追加的購入者印紙税(ABSD: Additional Buyer’s Stamp Duty)の導入と同税の税率引き上げ、及び総債務返済負担(TDSR: Total Debt Servicing Ratio)規制が市場に与えた影響は大きく、シンガポールの住宅価格は13年をピークに下落に転じている(別掲グラフ参照)。
価格は下げ止まり























