紙上ブログ 不動産屋の独り言434 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 対照的な家賃滞納者 信頼・努力が大きな差に
住宅新報 2018年1月9日 号 7面
二人の対照的な家賃滞納者がいる。一人は、多摩地域の古い1DKのアパートに入居している独身男性。和風レストランや居酒屋の調理師として生計を立てていて、私とは20年以上の付き合い。以前は結婚していて当社管理の上等な2DKのアパートに入っていたが、離婚して生活が一変した。
酒依存克服へ
酒におぼれるようになったのだが、元々人柄は悪くないので、家賃滞納が始まったのを機に当社で管理する今のアパートに移ってもらった。家賃は半額ほどになったが、毎月支払えるかどうかは正直不安ではあった。家主さんには事情を話し、「何かあったら私が責任を取りますから」と言って任せていただいたが、実の姉と私と一緒にアルコール依存症のカウンセリングを受けに行ったりもした。























