相続において、不動産が関わってくる割合は50%以上になると言われています。これはつまり、相続トラブルに不動産が関わってくる割合もそれ相応に及ぶことを意味しています。
相続診断協会が制度の運営をしている「相続診断士」は、相続の知識を身につけて生前から相続問題や思いを残す大切さを伝え、日々お客様と一緒に相続と家族の問題に向き合っておりますが、私たちが関わる案件でも不動産に関するものは多くなっています。
一例を挙げますと、相談者のAさんは農家に嫁がれた方で、ご自身が亡くなった後の相続問題によって家族関係が壊れてしまうことを不安に思っておられました。というのも、Aさんは一度、ご主人が亡くなった後の相続問題を経験されていたからです。相続対策などは行わず、52歳で急逝されたご主人。この時に、不動産会社に言われるがままに土地を売却してしまったり、ご主人の弟の望むままに財産を分け与えてしまったりしたために、同じく相続人であるAさんの2人の娘との関係がこじれてしまっていたのです。Aさんは、相続が家族関係を壊す要因になってしまうことを知りました。だから、自分が死ぬ前に何とかしておきたいとの強い思いを持っておられました。
























