トータルブレインのマンション最前線 〝元気印〟が求める条件は? 住環境よりも利便性重視
住宅新報 2018年4月17日 号 5面
マンションコンサルティングのトータルブレイン(久光龍彦社長)はこのほど、「元気印のマーケット検証」と題したレポートをまとめた。ここでいう「元気印」とは、シングル、DINKS、パワーカップル、富裕層のこと。「共働き世帯の増加や生産年齢人口の減少といった社会背景が生み出した、新しいターゲット」(久光社長)だ。現在の首都圏マンション市場では、こうした元気印をターゲットとした商品の売れ行きは好調となっている。今回のレポートでは、同社の売れ行きヒアリング結果を基に、元気印が求める商品(コンパクト物件、セミグレード・ハイグレード物件)の条件を探った。
まず、1LDK中心のコンパクト物件について。立地条件としては、基本的に住環境よりも駅近などの利便性を重視。大通り沿いや商業ゾーン立地・住戸方位はマイナスにならないものの、前建てによる眺望障害や圧迫感はマイナス要素として大きい。
商品条件としては、ワイドスパン(1LDKで間口4メートル台後半~5メートル以上)で、リビングと寝室が主開口部に面して並ぶプランが人気。収納を重視する傾向のほか、水回りの仕様水準にこだわる顧客が多い。価格条件としては、1LDKに関しては、都心、城南・城西エリアは3000万円台後半~4500万円程度のニーズが強いが、好立地であれば5500万円までついてきているという。城東・城北の人気エリアは3000万円台前半~後半が中心で、都下・神奈川・埼玉は一部を除くと基本的に2000万円台後半が中心だ。
























