アキュラH シェアの発想でコミュニティ育む 東京・稲城市 分譲事業を本格化
住宅新報 2018年7月3日 号 10面
一般公開に先立ち、6月22日には同分譲地で会見を開いた。宮沢社長は「一つずつの住まい、暮らし提案だけではできないことがたくさんある。この分譲地では皆で分かち合い、共有して、そこからシナジーを発揮する。ちょうど良い距離感を持ったコミュニティを創発できればいい」と方針を披露した。これまで同社は03年に埼玉県鶴ケ島地区、同県月輪地区、近年では同県浦和美園地区で分譲を手掛けてきたが、プロジェクトやチームといったスタイルでの展開だった。
「ヒルサイドテラス若葉台」の敷地は15年3月にUR都市機構から取得。取得時期に合わせ、分譲事業を担う、まちづくり推進部を発足させた。現在、練馬区での12戸(今年中の販売を予定)も含め、約70戸の計画を進めている。分譲を本格化させ、理想の街づくりを実施していく方針で、20年までに今回の若葉台なども含め累計200戸程度への拡大を見込む。
同分譲地は市浦ハウジング&プランニング(東京都文京区、川崎直宏社長)と共に開発・企画を進めてきた。販売は東急リバブル(東京都渋谷区)が手掛ける。川崎社長は「都市部という条件の中で、敷地規模が170~200m2ぐらいの住宅地で『コモン』を生かしながら、豊かな住生活、住環境を、どうつくるかにポイントがある」とコンセプトを説明。コミュニティ活動が自然と生まれる仕掛けを組み込むために、シェアの考え方を導入した。


















