一般財団法人日本不動産研究所の仲介・コンサルティング業務を担う子会社として、虎ノ門リアルエステートソリューション(TRES)が昨年1月に発足。9月に事務所を港区新橋2丁目に構え、助走期を経ていま本格的な業務態勢に入った。事業内容は「企業等保有不動産に係る売却支援コンサルティング」がメーンで不動研の顧客に対する「ワンストップサービス」の機能を担う。
「グループ事業の拡大とお客様サービスの拡充が会社設立の目的。お客様から仲介もお任せしたい、系列内で行ってほしいという要望も多かった。すでに仲介を幾つか成約しているほか、コンサルティング、用地コンペのアドバイザーに重要事項説明書の作成など、親会社の研究所ではできない仕事を手がけています」
売り上げ目標は、不動研支社並みの「年間2億~3億円」に設定しているが、「一般的に軌道に乗せるには5年かかる」という声もある。ただ始動から1年を経過して「グループ内にいい面で刺激を与えている。取引の現場を知りたい、仲介業務を経験してみたいという不動産鑑定士も出てきた。本社からの出向者受け入れを含め、業務拡充への機運もじりじりと高まってきた」と頬が緩む。

























