幸福論的「住宅論」◇4 乏しい住宅論の陰に希薄な人間関係 「住宅教育」の重要性
住宅新報 2018年7月24日 号 13面
連載: 幸福論的「住宅論」

己の感性にマッチした住まいとはどういうものか(BESS代官山にて筆者撮影)
人はどのような住まいを得ると幸福を感じるのだろうか。アメリカの心理学者アブラハム・マズロー(1908~1970年)は、「人間の欲求(幸福感)」を5段階に分け、最高ランクに置いたのが「自己実現欲求」である。
つまり、人間は自分の個性と能力を引き出す〝創造的活動〟にこそ、最高の幸福があると主張した。これを住宅に当てはめればどうなるか。そこに住むことがなんらかの自己実現につながっていく、もしくはそのような予感を抱かせる住まいということになるだろう。

















