増える信託受益権取引 知っておきたい基礎知識(下) 第二種金融商品取引業協会参事 衣川信行 宅建業者と「二種業」 仲介ビジネス拡大に必須
住宅新報 2018年7月31日 号 5面
見逃せない市場
17年度に不動産証券化の対象として取得された不動産は1093件で資産額が約4.8兆円で、譲渡した不動産が622件約4.2兆円あったと、国土交通省から公表されています。前年に比べて、ほぼ横ばいといったところです。 ここで流通した不動産は、売主買主の直取引によるものもあるため、仲介市場にすべて出てくる訳ではないのですが、巨大なマーケットといえます。
これらの不動産の権利の種類は、所有権のものと信託受益権のものとがあります。仲介をする宅地建物取引業者としては、権利の種類で選別することはできないため、業務用不動産の仲介等をする業者は、前回記した第二種金融商品取引業(以降「二種業」といいます)の登録を併せてしています。

























