幸福論的「住宅論」◇4 住文化は復活するか 衣・食よりベーシックだが
住宅新報 2018年7月31日 号 9面
連載: 幸福論的「住宅論」

昔の日本の住宅には写真のように深い軒があって、独特の陰影を醸し出していたものだが、最近の一戸建て住宅にはそれが見られない
日本の居住形態が大きく変わったのは〝戦後〟である。戦後といえば、政治体制(国家観)をはじめ、家族や個人に関する思想、道徳観、生きる上での諸々の価値観などが様変わりした。 だからこそ、生活様式の基本である住まいも、ものの見事に変貌を遂げたのだとしたら、なんともむなしい。
〝木の家〟がブーム
さて、戦後一貫して和の要素が薄れる一方だった住宅だが、ここにきて〝木造ブーム〟が巻き起こり、何やら新たな胎動も感じる。

















