ヨーロッパの教会や貴族の邸宅、宮殿などには漆喰が多用されています。また、宗教絵画などは油絵の他に、漆喰を使ったフレスコ画も多く見られます。
フレスコとはイタリア語の「新鮮」という意味で、壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ「フレスコ(新鮮=生乾き)」の内に、水性絵の具を使って絵を描きます。絵の具は漆喰の中に染み込み固定されますが、生乾きのうちに全ての絵を描き上げる必要があるため事前の準備と描画に特別な技術が必要です。
フレスコ画は漆喰の主成分である消石灰の水和作用を応用した技法で、硬化後は水酸化カルシウムによって表面に固い透明な皮膜ができ、壁面と一体化することで、長期間描画の彩色が維持されます。有名なフレスコ画にはミケランジェロの『最後の審判』、ラファエロの『アテネの学堂』などがあります。
























