■航空機システム管理から不動産業に
私が当社に入社したのは14年6月で、ようやく4年が経ったところです。大学卒業後は日本航空のシステム会社に就職し、15年間システム畑を歩んできました。子供のころから飛行機が好きで、更にコンピューターも得意ということで、まさにうってつけの仕事でした。予約システムのサポート窓口、経営管理システムを経験し、最も長く携わった航空機整備管理システムでは、プロジェクトマネジャーとしてシステム刷新のリーダーを任せていただいていました。
仕事も順調だったある日、突然事業承継の話が持ち上がりました。子どもの頃から特に「継いでほしい」という話を父に言われたこともなく、そういった既定路線も何もありませんでしたので、私にとっては寝耳に水のような話でした。当時は海外ベンダーとの協同プロジェクトの真っ最中で、責任ある立場にいましたので、途中で抜けるわけにもいきませんでした。そこで、一旦、保留にしてもらい、考えることとしました。とはいえ、不動産の〝不〟の字も知らない身です。「できる」か「できない」か、を考えても答えなど分かりません。次第に、「新しい可能性にチャレンジしてみるのもいいかもしれない」と思うようになっていきました。
























