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スタンダード会員限定不動産流通センター 「不動産エバリュエーション専門士」来春創設 有効活用専門士から移行可

住宅新報 2018年11月27日 号 5面

マンション・開発・経営

 不動産流通推進センターは「不動産エバリュエーション専門士」資格を来春創設する。不動産流通を担う宅建業者にとって、今後ますます建築(建物)に関する知識が不可欠になるとの認識から準備を進めてきた。公認不動産コンサルティングマスターの資格取得者を対象に、従来のコンサルティング能力に加え、不動産を有効活用するための新たな専門知識とスキルを身につけてもらうのが目的。新たな能力の中心をなすのが、不動産(既存建物)を有効活用するための精緻な調査(建物+土地)と、その結果を示す評価書の作成だ。

 例えば、既存建物について、「こういうリノベーションをすれば、これだけ価値が上がる」という提案をする場合には、以下のような書類の作成が求められる。(1)大前提としてその建物がリノベーションに耐えられる建物かどうか、リノベーションをした場合、その後どれぐらいもつのかという調査書(インスペクターによる調査を含む)。(2)実施するリノベーションの内容とそのためのコストを示した企画書。(3)リノベーションによって具体的にどれだけ価値が上がるかという見積もり書(売却した場合と賃貸した場合)。

 同推進センターは、不動産エバリュエーション専門士資格制度の創設に当たり、これまでの「不動産有効活用専門士」制度を廃止するが、既存の不動産有効活用専門士資格者については、一定の要件のもと、「不動産エバリュエーション専門士」への移行が可能となる。なお、同推進センターは、不動産エバリュエーションの前身としてこれまで取り組んできた「建物エバリュエーション」の集大成と、来年以降の「不動産エバリュエーション」への進化を示唆する特別講習会(講演会)を12月7日に実施する。

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