災害時に安心の生活提供 積水化学 蓄電システム稼働調査
住宅新報 2019年3月5日 号 12面
積水化学工業住宅カンパニー(以下住宅C)は2月25日、「長期停電時における蓄電システムの稼働状況調査」を実施し、その結果を公表した。同社の「スマートハイム」では太陽光発電(PV)を19万9826戸、HEMSを5万2915戸、蓄電池を1万7292戸、V2H(Vehicle to Home)を543戸に設置し、創・省・蓄エネの累積出荷戸数で業界トップを誇る(18年9月末現在、リフォーム含む。同社調べ)。
18年は9月に北海道胆振東部地震、台風21号、24号などで大規模な停電が発生。その停電戸数は3件で延べ775万戸に及んだ。今回の調査は3件の災害が対象。同社の蓄電システムの稼働状況をHEMSデータから分析した。
V2Hシステムを除けば、停電時は2回路のコンセントのみで放電。3件の災害では延べ1391戸(内訳は北海道地震で494戸、台風21号で282戸、24号で615戸)で同システムが稼働し、電気のある安心できる暮らしを提供した。データ分析やヒアリングから、4.90キロワット容量のPV、5キロワット時の蓄電池で、約3日間の停電時でも電気が使えたことが判明。また、10.39キロワットのPV、30キロワット時の電気自動車(EV)のV2Hシステム搭載では日射量がほぼゼロでも、16時間の停電時で電気が使えた事例も見られた。

















