明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第280回 台形の角地の解決策 個性が魅力的な地域づくりに
住宅新報 2019年4月23日 号 4面
【学生の目】
関東の桜の花が散り緑の葉が育ち始める季節、無事進級できた2年次の新学期に心踊らせながら街を歩いていた。淡い緑が目立つ街中で、角地に立つ住宅に目がとまった。台形の角地で接道面が長く、同じ材料で仕上げた濃い茶色の外壁と塀のインパクトが大きかったからだ。外部仕上げに統一感があり、周囲の家とは違った雰囲気を感じた(写真)。この家と周囲の家との相違点をまとめると以下の通りだ。
1点目は、煙突だ。この一帯には煙突がある家は少ないが、この家には煙突がある。狭い家には煙突はつけないことから、ゆとりのある家であることを示すと同時に、欧米風のイメージを醸し出している。冬の季節、見ているだけでも暖かくなりそうで好感が持てる。暖色の外部仕上げが温かさを増加させることもうまくできている。
























