環境不動産の価値提案 住林×熊谷組 SDGsセミナー
住宅新報 2019年8月6日 号 14面

トークセッションも実施
住友林業と熊谷組は7月24日、東京都新宿区の熊谷組本社で「みどりとSDGsセミナー」(写真)を開催した。これは両社の業務・資本提携による協業の一つである建築設計と緑化計画の提案・運用取り組みの具体事例や今後の展望について紹介するもの。参加者は両社の関係者など約250人。
セミナーでは三井住友信託銀行のフェロー役員兼チーフ・サステナビリティ・オフィサーの金井司氏が「SDGs視点からの企業経営 金融が主導する『グリーン革命』」を演題に講演した。
トークセッションでは金井氏と両社の事業担当者が登壇。環境不動産(環境性能が高く良好なマネジメントがなされている環境価値の高い不動産)の事例として「三井住友海上駿河台再開発」(東京都千代田区)が紹介された。 金井氏は「まとまった緑が自分の会社の中にあればいい。それが生産性にどういう影響を与えるか、おそらく実証は取れる」と述べた。住友林業緑化の生物多様性推進室長の伊藤俊哉氏は「緑地計画というと、コスト要因、緑地を持つとお金がかかると敬遠されるところがあった。だが、環境的側面から大いに力を発揮すべき。それが環境不動産価値に結び付く」と提言した。

















