「ブリーズ・ソレイユ(Brise-soleil)」は、フランス語のBrise=砕く・soleil=日射の意味で、具体的には「建築躯体としての日除け」のことです。ブリーズ・ソレイユを日本に知らしめたのはフランスの建築家ル・コルビジェです。マルセイユのユニテ・ダビタシオンやインドのシャンディガール州議事堂などで、格子状のブリーズ・ソレイユを用いて、南フランスやインドの強い日差しをコントロールしています。
ブリーズ・ソレイユは建物の外部にオフセットして取り付けられた庇(ひさし)によって、深い陰影が生まれ、外壁面の熱負荷を下げるパッシブ・ソーラー装置の一種です。外張り断熱のような仕組みともいえます。類似した機能にルーバーやブラインド、ロールスクリーン式の日除けもありますが、建築外周部と一体化=装置化していないのでブリーズ・ソレイユとはいいません。
コルビジェのブリーズ・ソレイユは最大値に設定した固定式であるため、細かく季節や日変化には対応できません。固定式を可動式にすればよりきめ細かく変化に対応できます。回転軸にモーターを組み込んで電動式にすれば最適解での自動運転も可能です。また、IoTを利用すればきめ細かく予防的な運用も可能になります。
























