災害対策基準を強化 ハード・ソフト両面で 三菱地所レジ
住宅新報 2011年9月6日 号 10面
三菱地所レジデンスはこのほど、従来の災害対策に加えて、新たに物件ごとの立地エリアや構造特性に合わせた災害対策基準を設定することを決めた。また、物件ごとに対策状況を『見える化』した「災害対策カルテ」を顧客に受け渡すほか、物件の引き渡し後は「防災計画」を作成して防災訓練を実施するなど、ハード・ソフト両面において災害対策基準を強化する。
物件ごとの対策としては、飲用水浄化装置や防災倉庫のほか、超高層物件では免震・制振装置を原則採用する。また、非常電源及び長周期地震動センサーを取り入れたエレベーターの設置、一般用給水ポンプの非常電源なども確保する。湾岸物件では、これまでの建物本体構造の液状化対策に加え、液状化発生時の外部設備配管更新対策も施す。
なお、今回の災害対策基準強化のモデルプロジェクトである「ザ・パークハウス晴海タワーズ」(総戸数1800戸)では、地震動を大きく軽減し災害時の安全性・耐震性を高める構造「コアウォール免震システム」、停電時にエレベーターや給排水ポンプなどを稼働させる「非常用電源」、マンション用のほか地域防災備品も備えた「備蓄倉庫と防災グッズ」、液状化や津波・高潮などに関する基本情報をわかりやすく開示した「災害対策カルテ」、管理会社と協力して運用・実施する「防災計画書に基づく管理運用体制」などを採用している。

















