木質CCSで地球温暖化緩和へ 木材活用地盤対策研究会 LP―LiC工法の更なる普及を
住宅新報 2019年9月24日 号 16面

木材による地盤改良のメリットを紹介
木材活用地盤対策研究会(三輪滋会長=飛島建設執行役員)は9月11日~13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた「地盤技術フォーラム2019」の「基礎工技術展」に出展した。同11日には、三輪会長が丸太打設による液状化・軟弱地盤対策をプレゼンテーションし、地球温暖化緩和につながる技術であることを紹介した。
同研究会は丸太を打ち込むことで地盤を改良する「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法」(LP―LiC工法)の普及と品質確保を実施している。
日本では二酸化炭素(CO2)削減のために、北海道苫小牧市でCCS(CO2回収・貯留)プロジェクトが実施されているが、三輪会長は「当研究会は地盤改良という一つの目的を達成することに加え、CO2を貯蔵できる『木質CCS』を目指している。日本の地盤改良の5~10%を木材に置き換えることで、年間100万トン―CO2を貯蔵することが可能」と説明。木材利用は炭素貯蔵と共に、省エネルギー、化石燃料代替、間伐材活用による森林活性化といった効果も見込める。

















