コープ協・としまち研 コーポラティブの可能性探る 老朽マンション再生など
住宅新報 2019年10月1日 号 5面

東京都千代田区で開かれた共催の勉強会
NPOコーポラティブハウス全国推進協議会(コープ協)とNPO都市住宅とまちづくり研究会(としまち研)はこのほど、都内でコーポラティブハウスについて共催の勉強会を開いた。コープ協理事の中林由行氏が「日本のコーポラティブハウスの歴史的経緯と近年の動向」、千葉大工学研究院都市環境システムコース助教の丁志映氏が「米国およびアジアにおける住宅協同組合の関連法および制度の動向」について講演した。
コーポラティブハウス(コープ住宅)とは、入居希望者が組合をつくり、土地の取得から設計、建設会社の手配などを行う家づくりの手法(コープ方式)で、いわばマンションの注文住宅版。
同勉強会で中林理事は、昭和40年代から近年までの実際のコープ住宅を写真と共に紹介。コープ方式の今後の展開について、「既存住宅のリノベーションや共同建て替えなどにこの方式を活用し、まちづくりにつなげていくべき」と述べ、その例として「老朽化した複数の戸建て住宅をまとめて、共有空間を持つコープ方式長屋に建て替える」「スラム化した区分所有マンションを入居者法人所有の区分共有マンションとして再生する」などを挙げた。
























