地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 119 アートで地域の訴求力アップ(6) 東京・葛飾区 宮大工の伝統和式建築
住宅新報 2019年12月10日 号 8面

襖絵、天然木一枚板の座卓や雪見障子など、どれも美しいアートだ
高級住宅が空き家のまま
東京都葛飾区、京成本線の「お花茶屋駅」から徒歩約8分の住宅街の一角に「お花茶屋 森谷邸」がたたずむ。築40年なので、決して古民家とは言えないが、宮大工が3年余りをかけて完成させた伝統的日本建築で、情緒ある雰囲気だ。
実は、森谷邸は17年に相続を済ませたタイミングで、オーナーとしては、ここをいかに有効活用すべきか悩んでいた。この界隈の、代々農家をしていた地主で、この伝統的日本家屋は、先代が心血を注いだ建物だったが、先代および奥様も亡くなり、空き家状態だった。























