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スタンダード会員限定マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ クレストシティタワーズ浦安【前編】 千葉県市川市 共用施設の充実図る 保育園撤退のピンチに

住宅新報 2020年1月14日 号 13面

連載: マン活に励む管理組合

住まい・くらし
再利用委員会の委員長を務めた楠さん

再利用委員会の委員長を務めた楠さん

 市川市にある総戸数609戸の大規模マンション「クレストシティタワーズ浦安」。ファミリータイプのマンションで、エントランスの横に保育園が併設されていることが特徴のひとつです。市川市と提携した「子育てマンション」として認可されており、06年の竣工当時「保育園併設」を魅力に感じて入居した人も少なくありませんでした。しかし、それから10年経ったころ、保育園が経営難により廃園する、との報が突然管理組合にもたらされたのです。

 そこで管理組合では17年に「保育所施設再利用委員会」(以下、再利用委員会)を発足させ、検討をすることに。当初6名でスタートした委員会の委員長であり、「マンションいい話コンテスト2018」に寄稿してくれた楠さんは「入居当初は所有者・居住者の子供が小さかったこともあり、保育園は盛況でした。ただ、同じ年頃の子供がいる世帯が一斉に入居したため、ある時期から保育園に通う子供、特に0~3歳児は極端に減り、また私立の保育園なので保育料が高かったこともあって、徐々に入園する人が減っていったんです」と話してくれました。料金の高さなどから、他の保育園に通園させる居住者が出てきたり、保育所の撤退に関して、業者は3カ月前に申告するだけで、原状回復や修繕費用など一切の費用負担を免除する契約だったことなどもあり、廃園を決定したようです。

 さて、保育園の廃園後、空いた施設をどのように使用していくのかが課題でした。賃料を取ってテナントを誘致するという方法ももちろんありますが、管理組合としてはできれば所有者・居住者の利用を前提として、利用者から施設使用料を徴収する方向で行きたいという意向がありました。なぜなら、賃貸に出すとその会計は管理会社の管理業務外になるため、所有者・居住者たちが自ら会計をしなければならず、管理組合の業務がかなり増大するからです。そこで、再利用委員会では所有者・居住者へのアンケートを実施。複数の共用施設を再構築することにしました。

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