アーバネットコーポ マンションに台風対策 ガラスの脱落防止や止水シートを
住宅新報 2020年1月28日 号 5面

服部信治社長
アーバネットコーポレーション(東京都千代田区、服部信治社長)はこのほど、自社で開発する投資用ワンルームマンションの台風対策を強化すると発表した。耐風性能の高いサッシの採用や雨水浸入を防ぐ止水シートの設置など、台風による被害を防ぐ方策を盛り込んだ計画「アーバネット防災プログラム」を策定。今後着工する物件から順次適用していく。
昨年秋に首都圏を襲った台風15号、19号はマンションにも窓ガラスの破損や浸水、停電などの被害をもたらし、エンドユーザーの防災意識は急速に高まっている。「業界でもこれまでマンションの地震対策は進んできたが、台風対策はあまり意識されていなかった。地震とは別の対策が必要だと感じた」(服部社長)。特に、投資用ワンルームマンションは区分所有者が実際に居住していないという物件の特性上、全体的な防災対策に遅れが見られている。そこで同社は台風対策への取り組みが急務と考え、同プログラムを策定した。
具体的には、強風対策として、階下にガラスの飛散脱落の恐れがある場合は網入りガラスを基本仕様とし、網戸についても脱落防止対策を施す。サッシも耐風圧性能を高める。また、豪雨対策としては、必要に応じて共用部の雨水浸入を防ぐ止水シートを用意。浸水時に放流できない雨水を一時地下ピットに貯留するシステムを採用する。更に、停電対策としては保安灯を専有部に常設すると共に、共用部1階には防災倉庫を設け、照明付き防災ラジオなどの備品を設置するなどの対策をとる。
























