渡り鳥生活倶楽部の空き家活用事業 短期滞在で地元生活を楽しむ 〝自分を磨く〟場に
住宅新報 2020年3月24日 号 5面
渡り鳥のように季節に応じて好きな地域へ――。オラガ総研(牧野知弘社長)を母体に設立された会社、全国渡り鳥生活倶楽部の空き家活用事業が7月から本格スタートする。各地にある空き家や利用頻度の少ない別荘など良質な住宅を同社が借り上げ、利用者に月単位(定期借家)で賃貸する。
仕組みとしては、利用者は会員制(渡り鳥会員)で、定額の会費を払うと登録してあるどの住宅(渡り鳥ハウス)でも利用できる。リゾート地でホテル生活のような時間を楽しんだり、地方都市で開催されるイベントへの参加や地場産業の収穫期にはその手伝いをするなど様々な楽しみ方を提案する。「その地域の生活を楽しみながら〝自分を磨く〟ための仕組み」(牧野氏)だ。そのため物件が立地する地域ごとに、自治体やNPO、企業などと連携していく。春は京都で両親を連れて花見、夏は阿蘇高原で牧場体験、秋には下関でマラソン大会の手伝い、年末年始は舞浜で子供とディズニーランドを楽しむなど、やりたいことや行き先を自由に選ぶことができる。
会員のイメージはリタイア層や自由業などある程度時間と資金に余裕がある人たちだ。また、定住が前提ではなく、地方生活もしくは都会生活を数カ月単位で楽しみたいと考えている人たちだ。

























